ええ、ポルトガルです。
ヴィクトリノックスショックを乗り越え、ポルトガルはファロ国際空港に到着。

(ラゴスの夕暮れどき)
ファロで一泊の後、西のラゴスに着いたはいいのですが、予約した宿が見つからない。
到着時間がシエスタタイム。3時間くらいツーリストインフォメーションが開かない。
僕のか細い双肩には25Kgになろうかという荷物。
ま、結果黒塗りベンツのタクシー使っちゃったんすけど。
まさかこんなところで心のタクシー禁止法を破るとは。
ともあれ、ラゴスに来たのは、サグレスに行くため。
「果ての岬サグレスで、私はようやく旅の終りの汐時をつかまえた」
と、沢木耕太郎の深夜特急に登場します。
1年2ヵ月に及ぶ深夜特急の旅を終わらせたサグレス岬。
きっとそこで区切りを付けたのは、ただ「旅」だけではなかったのではあるまいや。
サグレスはラゴスからバスで1時間ほど。


(ユーラシア最西南端のサン・ヴィセンテ岬も近し)

(透き通ったサグレスのビーチ。さすがの大西洋)

(いま、たった今、隣のベットのイギリス人が、ナイスフォト言うてました。)

(サボテンの花もきれいに咲いております。)
そしてリスボン。こちらの目的は、ロカ岬。
言わずと知れた、ユーラシア大陸最西端。一応行っておかねば。
その前に、アムステルダムでハッパキメつつ絡んできたポルトガル人のお薦め、
クィンタ デ レガレイラに寄ってから。
このクィンタ デ レガレイラ、詳しいことはよくわかりませんが、
なんでもあの秘密結社フリーメイソ…いや、なんでもありません。
とにかくおもしろいから行ってみろってなことだったので。
来てみれば、なんともはや。僕のポルトガルのイメージが実体化したようなもの。


なんか聖剣伝説みたいなRPGの世界。すげえ。


(すごい人がリフォームした邸宅らしく、いちいちかっこいい。
すごい量の本があるなと思いきや、鏡張りという罠。)
もう一個行ったペナ宮殿は、高い割に普通でした。奥は楽しいみたいだけど。

なんか、ポルトガルの歴史を勉強しとけばよかったぜ。
そして、17:00。バスでロカ岬に到着。


ロカ岬(Wikipediaより)
ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩「ウズ・ルジアダス」第3詩20節の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている。
素敵やん。
これにてとりあえずユーラシア編一旦終了。

ポルトガル、果物が美味しくて安いです。
今日の晩御飯は桃とさくらんぼ。わしゃ昭和のアイドルか。
スポンサーサイト